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在宅介護にも健康訴求ニーズあり!
消費者の声&開発の課題~DHA・EPA編~

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本シリーズでは、在宅介護における健康訴求ニーズについて、ミヨシ油脂の独自調査をもとに分析。
第二弾となる本記事では、「中性脂肪を抑える」「記憶の精度を高める」などの効果が知られているDHA・EPAに着目し、“在宅介護におけるDHA・EPAのニーズ”について、その実態と可能性を探ります。

介助・介護が必要な方のご家族は「DHA・EPA」を食事に取り入れたい

健康に良い効果があるDHA・EPAは、家族や親せきを介助・介護されている方にとって、どのような存在なのでしょうか。ミヨシ油脂では「同居または近居している家族・親せきに要介護・介助者がいて、ご自身が要介護・介助者の食事を準備している方」を対象にアンケートを実施しました。

在宅介護の食事に関する調査

「DHA・EPAを介助・介護が必要な方の食事に取り入れたいか」という質問では、68.3%が「取り入れたい」もしくは「やや取り入れたい」を選択。さらに、DHA・EPAの効果を説明した後、再度「DHA・EPAを介助・介護が必要な方の食事に取り入れたいか」を聞いたところ、77.9%が「取り入れたい」もしくは「やや取り入れたい」を選びました。DHA・EPAは介護者が求めている栄養素の一つであり、DHA・EPA入りの食事は健康意識が高い層のみならず、介護者層にとっても需要があるといえます。

DHA・EPAを介助・介護が必要な方の食事に取り入れられていない理由とは

在宅介護の食事に関する調査

一方で、介助・介護が必要な方にDHA・EPAを栄養素として取ってほしいと考えている方の35.3%が、介助・介護が必要な方の食事にDHA・EPAを取り入れられていないと答えました。さらに、DHA・EPAを介助・介護が必要な方の食事に取り入れにくいと感じる理由を聞いたところ、28.7%が「DHA・EPAが入っている介護食が少ない」を選択しました。在宅介護においてDHA・EPAのニーズがあるにも関わらず、そのニーズを満たす商品が少ない要因のひとつとして、供給源となる魚油の風味に関する課題が挙げられます。

在宅介護の食事に関する調査

介護食に取り入れにくい栄養素「DHA・EPA」を「オメガヴィーパウダー100」でプラス

魚油は特有のにおいがあり、介護食などの加工食品に取り入れるのは難しいといわれています。そこで、加工食品にもお使いいただける「オメガヴィーパウダー100」をご紹介します。「オメガヴィーパウダー100」は魚油を配合した粉末油脂で、魚油特有のにおいを軽減した製品です。

さらに、「オメガヴィーパウダー100」は酸化安定性が高いのもポイント。より長期にわたって品質を保持できます。

魚油と比較したオメガヴィーパウダー100の酸化安定性

「オメガヴィーパウダー100」を活用してDHA・EPAを訴求しませんか?

在宅介護でニーズがあるものの、なかなか加工食品には取り入れにくいDHA・EPA。「オメガヴィーパウダー100」なら特有の魚臭さや酸化しやすさといった課題をクリアできます!ぜひ一度お試しください!

オメガヴィーパウダー100

オメガヴィーパウダー100

製品1gあたりDHA・EPA(オメガ3脂肪酸)を 100mg以上含有した水溶性の粉末油脂です。魚油臭が少なく、保存安定性に優れます。水への溶解性と乳化安定性に優れ、さまざまな用途に利用できます。パウダー状であり、計量や取り扱いが容易で、粉体混合も可能です。独自の技術により魚油特有の戻り臭を低く抑えます。

※「オメガヴィーパウダー100」のサンプルの量は50gです。

粉末油脂の特徴については、「粉末油脂の基礎知識(NEXT FOOD LAB)」をご覧ください。

今回は「オメガヴィーパウダー100」の特長をご紹介しました。本製品は粉末油脂のため、カロリー付与やべたつき軽減といった介護食の課題解決にも貢献できます。詳しくは「Q:粉末油脂をゲル状食品に使うメリットは?(NEXT FOOD LAB)」をご覧ください。

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