Q:粉末油脂とは何ですか?
粉末油脂とは、いったいどのようなものですか?固体状、液体状ではなく粉末状であることによるメリットはなんですか?どのような食品に使用できるのでしょうか?
A:粉末状の油脂のこと。固体状や液体状の油脂にはない特徴があります。
油脂にはたくさんの種類があり、それぞれ特徴は異なります。「粉末油脂」とはその名の通り、粉末状の油脂のこと。粉末状だからこそのメリットや用途があります。
粉末油脂はさらに「親油性タイプ」と「親水性タイプ」の2種類に分けられます。
親油性タイプは、油脂を冷やし固めて細かくしたもの。成分としては油脂100%です。
いっぽう親水性タイプは、粒径約1ミクロン以下の油脂を糖質や乳タンパク質などの賦形剤(ふけいざい)で包み込んだもの。水に入れても油が分離せず、全体へ分散します。油脂が直接空気に接する面積が少ないため、酸化しにくく賞味期間が長いのが特長です。ほかにも、原材料の配合次第で機能性や特性を付加できるなど、多くのメリットがあります。
ミヨシ油脂の粉末油脂は全て親水性タイプ。さまざまな種類があり、製品によって適した用途が異なります。パンや洋菓子だけでなく、飲料、麺類、和菓子、畜肉製品や総菜、点心など幅広い食品に使用できるのも大きなポイントです。
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