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半熟カヌレ

フランスのボルドー地方の伝統菓子、カヌレをアレンジしました。外側はカリっと香ばしく、内側はやわらかく滑らかな食感の”半熟”カヌレです。
焦がしバター風味のマーガリン「フレメン」と3倍濃縮乳タイプの練り込み用クリーム「NEWミルクール100」を使用して、コクのある濃厚な味わいに仕上げました。離型油に「クリーンクック」を使用することで、手軽にカリっと食感でつやのあるカヌレが作れます。

ミヨシ油脂株式会社
レシピ開発担当者 伊藤

シンプルな配合と製法で、手軽に作れるレシピにしました。
カヌレは、通常型に蜜蝋を塗って焼成しますが、スプレータイプの離型油クリーンクックを使用することで、型の準備や後片付けの手間を少なく作ることができます。生地には、手軽に焦がしバター特有の複合的な風味を付与できるフレメンを使用して、奥行きのある味わいに仕上げました。
独特の食感と風味で、専門店が増加するなどブームが再燃しているカヌレ。ギフトにも、日常のおやつにもおすすめのお菓子です。

製法のポイント

詳細なレシピは本ページ上部のボタンからダウンロードしてください。

小麦粉に水分を加えるときは練らないように気を付けてください。練ってしまったら、休ませる時間を長めにとってグルテンを落ち着かせます。

網に残ったダマはつぶさずに取り除きます。 そのため、粉類と液類を混ぜるときはできるだけダマを作らないよう気を付けてください。

型にクリーンクックの噴霧口を近づけて噴霧します。側面は噴霧後に指で塗広げることでムラが出るのを防ぎます。底に多少油がたまるくらいの量が目安です。量が少ないと型から外れなくなったり、一部が白くまだら模様になったりするので注意してください。

窯に入れて20分後の様子です。
これくらいの色が入っていたら上にアルミホイルをかぶせてください。

カヌレは、オーブンに合った焼成方法を見つけるのが難しいお菓子なので、オーブンによって火力・焼成温度の微調整をお願いします。色が白くなる場合は下火の火力を上げつつ上火の火力を下げて焦げないようにしたり、アルミホイルをのせたりして、火の入りを調整します。50分以上オーブンに入れてしまうと半熟感がなくなり舌触りが悪くなるので、高温短時間焼成に留意してください。

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