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Q&A

スポンジケーキの製造に適した油脂

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スポンジケーキを作りたいです。製造に適した油脂とその効果を教えてください。

スポンジケーキの製法

スポンジケーキの製法には、後粉法とオールインミックス法があります。
それぞれの製法において、適した油脂を紹介していきます。

後粉法に適した油脂

後粉法でスポンジケーキを作る場合、食感改良を目的に油脂を添加することがあります。

機能性乳化油脂『パールインプラス』は、起泡させたバッターに入れても、生地中の気泡をこわしにくい低消泡性油脂であるため、ミキシング前後のどちらでも使用ができます。

機能性乳化油脂『パールインプラス』使用のスポンジケーキレシピ
スポンジケーキのしっとりとした食感を、長期間維持できます。

流動状ショートニング『ケークドールボトル』はミキシング前に卵と混ぜて使用できます。

流動状ショートニング『ケークドールボトル』使用のスポンジケーキレシピ
ソフトさ・しっとり感が持続し、口どけの良いスポンジケーキに仕上がります。

オールインミックス法に適した油脂

全ての材料を一度に混ぜ合わせるオールインミックス法でスポンジケーキを作る場合、使用する油脂には空気を抱き込ませる機能である起泡性が必要になります。この機能により、消泡を促す小麦粉などと混ぜ合わせても、すばやく空気を抱き込めるようになります。

また、起泡性を持つ油脂を使用すると、オールインミックス法による効率的な生産が可能になると同時に、ミキシング時間が短縮され、作業性が向上します。

起泡性を持つ製品は、乳化油脂『ケークトロン』、粉末油脂『マジカルケーキ』があります。

乳化油脂『ケークトロン』使用のスポンジケーキレシピ
ケークトロン』は高い起泡性を持ち、少量の添加で製造可能です。

粉末油脂『マジカルケーキ』使用のスポンジケーキレシピ
マジカルケーキ』は粉末状のため、より作業性が向上します。

食感改良効果を持つ油脂の併用

オールインミックス法で、乳化油脂を使用しスポンジケーキを作る場合、食感改良効果を持つ『パールインプラス』や『ケークドールボトル』を併用することで、よりしっとりソフトな食感へと改良でき、望ましい食感を維持し、おいしさを保つことができます。

乳化油脂と機能性乳化油脂『パールインプラス』併用のスポンジケーキレシピ
スポンジケーキのしっとりとした食感を、長期間維持できます。

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