ラッピングのコツと、ギフト商品におすすめ製品のご提案 後編【ミヨシ油脂の製品提案】
本記事は、ベーカリーや菓子店の商品の、ギフト向けラッピング方法を紹介しているシリーズ記事です。
前編では基本の蝶々結びや高さを生かしたラッピングを紹介しました。
後編では、ふた付きケースのラッピングや小ぶりな焼き菓子のラッピング方法をご紹介いたします!
蝶々結びの基本
ラッピングの基本である蝶々結び。わかりやすいように2本のリボンを使用してご紹介します。
1.左側のリボンが結び目の後ろになるように一度結びます
2.右側(手前)のリボンを輪にします
3.左側のリボンを右手に持っている輪の裏側から前に向かって、2周巻きます
4.巻いたリボンの輪(1つ目の輪)の中に左側の2周目のリボンをくぐらせます
5.矢印の方向にくぐらせます
6.押さえながらくぐらせた輪を引っ張ります
7.形が崩れないように気をつけてください
8.左右の輪の後ろ側を引っ張ります
9.最後に形を整えます
ふた付きケース入りのパンや菓子の場合
テリーヌやチーズケーキなど、細長いふた付きのケースをラッピングする方法をご紹介します。シンプルな形だからこそ、ラッピングの仕方によってイメージが大きく変わります。
上部でひだを作り、2本のリボンで花結びをするラッピング
1.不織布を箱が包める大きさにカットします。箱を不織布の中心に置き、不織布の手前端を少し折ります
2.1で折った部分が上に来るように箱を包みます
3.左右が均等になるように、不織布を中心で折ります
4.不織布がずれないように1本目のリボンを巻きます
5.クリップで留めて安定させても良いです
6.一度結びます
7.輪を作り蝶々結びを始めます。本記事上部の「蝶々結びの基本」の工程2まで行ってください
8.輪の上に2本目のリボン(この写真では赤いリボン)を重ね、1本目のリボン(白いリボン)を2周巻きます
9.2本目のリボンがずれないようにしながら、1本目のリボンを、本記事上部の「蝶々結びの基本」と同様に結びます
10.1本目のリボンの蝶々結びができました
11.2本目のリボンも蝶々結びをします
12.形を整えます。このときに2本目のリボンを強く引っ張ってしまうと1本目のリボンが緩んでしまうので注意してください
13.2本目のリボンも蝶々結びができました
14.それぞれのリボンの長さを整えます
15.2本のリボンと茶色の不織布で、高級感を演出しています
横でひだを作り、2本のリボンで結ぶラッピング
1.不織布を箱を包める大きさにカットします。不織布の右端と左端が重なるように折ります
2.リボンを2本まとめて蝶々結びします
3.片方のリボンの足を長めにとり、手で巻いてカールさせます
4.カールさせた方のリボンをシールで留めます
5.左右のリボンの長さを整えます
6.細めのリボンとシールが
かわいらしいラッピングです
小ぶりな焼き菓子の場合
カップケーキなどの小ぶりな焼き菓子もラッピング次第で素敵なギフトになります。
グラシン紙を巻くラッピング
1.グラシン紙を好みの幅にカットします
2.袋に、熨斗のようにグラシン紙を巻き、裏面で留めます
3.透明なシールなどを貼ってアクセントをつけます。お店のロゴなどを貼るのもおすすめです
ギフト向けレシピのご紹介
ギフトにおすすめの油脂って?
クラージュ
「ギフト商品として、なるべく割れにくいクッキーを作りたい」
「ケーキ生地からクランブルへの水分移行を緩やかにし、サクサク食感を長持ちさせたい」
このような要望を叶えるのが、パンや菓子の食感を向上させる機能性マーガリン「クラージュ」です。クッキー生地に使用すると、クッキーの強度がアップします。口の中に入れると崩壊感のある食感のクッキーとなり、その食感が維持します。
パールインショートニング
「ギフト商品向けにドライフルーツなどをたっぷり入れたパンを作りたいけれど、どうしても生地がパサついてしまう」
「お客さまがギフト商品をすぐに渡す・食べるとは限らないから、なるべく好ましい食感を保ちたい」
このような要望を叶えるのが、酵素配合のソフト化機能性ショートニング「パールインショートニング」です。パンに使用すると、酵素の力でパンのボリュームがアップし、ソフトな食感になり、その食感が持続します。
パールインプラス
「焼き菓子のしっとりとした食感を長持ちさせたい」
「ソフトさが続く焼き菓子を作りたい」
このような要望を叶えるのが、酵素配合の機能性乳化油脂「パールインプラス」です。焼き菓子に使用すると、ソフトさとしっとり感が長時間持続します。また、老化によるもろさやざらつきを抑制し、滑らかな食感も保ちます。
その他のラッピング方法はこちら
ラッピングのコツと、ギフト向け商品におすすめ製品のご提案 前編【ミヨシ油脂の製品提案】
ベーカリーや菓子店でも役立つ、商品の形に合わせた包み方やラッピングのアイデアを、元パティシエのミヨシ油脂社員が実際の写真を用いて、ご紹介します。