材料のカカオ豆が歴史的高騰
でも、商品の価格は上げられない!
チョコレート味に代わる人気フレーバーと売れる商品開発のヒント
主要な産地である西アフリカの生産量減少をキッカケに、カカオ豆の価格が上昇を続け、歴史的な高値となっています。「原料の高騰に耐えきれない」「チョコレート味に変わる人気商品を早急に開発したい」と考えている開発者の方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、最近人気の高いキャラメル・メープルフレーバーをご紹介。今すぐ商品開発に役立つ情報をお届けします。
まだまだ続くカカオ豆高騰。とはいえ、値上げも難しい…
チョコレート・ココアの原料であるカカオ豆の価格が高騰しています。地球温暖化による世界的な異常気象やカカオ農家の貧困問題などが原因で、主要産地である西アフリカで不作となり、生産量が減少。国際価格が上昇を続け、2024年4月に過去最高値を更新しました。ここ日本でも供給不足による価格高騰は長期化するとみられています。
材料であるカカオ豆の価格が上がっているからといって、これまで販売していた商品の価格はすぐに値上げできない…。チョコレート味は人気でよく売れるけれどコストを考えると新商品の開発をあきらめるしかない…。そんな深刻なお悩みを持つ関連企業の方も多いのではないでしょうか。
チョコレート味に代わる人気フレーバーとは?
そこでミヨシ油脂では、カカオ危機対策としてチョコレート味に代わる人気フレーバーに注目。本記事ではキャラメルフレーバーとメープルフレーバーに関する情報を紹介します。
20代女性がチョコ味の次に好きなのは、キャラメル味!
ミヨシ油脂が独自に実施したアンケート「好きな洋焼き菓子調査」において、「好きなフレーバー(味)や、つい手が伸びてしまうフレーバー(味)」は、ほとんどの年代・性別で「チョコレート・ココア」味が1位でしたが、「キャラメル・塩キャラメル」も人気で、女性全体では5位、20代女性では2位という結果に。キャラメル味も幅広い年代に安定した人気があり、とくに若い女性に好まれていることがわかります。
来年以降のトレンドに?メープル味の評価がUP!
さらに、食品に関する消費者の口コミを分析できるツール「FoodDataBank」で、スイーツでの投稿数が多い調味料をチェック。その結果、2024年前半に「メープルシロップ」の投稿数が伸びており、評価も高いことがわかりました。
注目フレーバーの商品開発のヒント
注目のキャラメル味、メープル味の商品を開発するうえで重要なのは、やはり味です。ここからは、風味に妥協しない、おいしくて売れる商品を作るのに利用できるおすすめの製品をご紹介します。
「デフィ」は、焙煎風味のマーガリン。ご使用の練り込み油脂の一部をデフィに置き換えるだけで、焙煎感、コクがプラスされ、おいしさがアップします。キャラメル・メープルの他にも、コーヒー、チョコレートの風味の底上げも期待できます。
「デフィ」は厳選した素材を組み合わせており、パンや菓子に香ばしい焙煎感、コク、甘みを付与できるのが特徴です。また、菓子やパン生地の発酵臭のマスキングや、低糖質素材のふすま粉や大豆粉など雑穀粉に特有の匂いのマスキングにも適しています。
いまお使いの油脂の一部を置き換えるだけで、手軽に風味をアップできます。まずはお試しください!
「デフィ」を使用したレシピをご紹介!
「デフィ」を使用したキャラメル・メープル風味のパン・菓子のレシピをご紹介します。
「デフィ」を使用することで、キャラメル・メープルの風味が引き立ち、よりおいしく満足感のある製品になります。レシピをもとに、ぜひ「デフィ」をお試しください!