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食のトレンド予測2026年版ー中食・総菜ープロローグ

2025.12.09

ミヨシトレンド研究所では、2026年の食の消費動向について、独自の消費者調査の他、購買行動データをもとに詳しく分析し、消費者がいま求める中食・総菜の要素を考察しました。

この記事からダウンロードできる資料には、食品の新商品開発やトレンド把握にご活用いただける情報を掲載しています。

・独自調査から見えてきた2026年の食トレンドキーワード「幸腹感」とは？
・消費者は「幸腹感」を求めて、「リピート購入」を選択する
・「リピート購入」で選ばれる中食・総菜の価格帯とは？

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※主に流通食品を対象に分析・予測しました。
※掲載している画像はこの記事よりダウンロードできる資料から抜粋しています。

独自調査から見えてきた、2026年の食トレンドキーワード「幸腹感」とは？

消費者は、増加する食料支出に家計を圧迫され、「せっかくお金を使うならば」と日常の食事を楽しみとして位置付けています。消費者が楽しみを見いだしている日常の食事とは、外食ではなく、家庭や職場などで喫食する日々の食事（朝食・昼食・夕食）のこと。では、日々の食事で用いられる中食・総菜などの食品に、消費者が求める要素とはどのようなものでしょうか？

ミヨシトレンド研究所は、食事で得られる満足感を、身体的満足である「満腹感」と、食事のおいしさや体験によって精神的に満たされる「幸福感」へ分類。独自調査を通して、消費者が日常の食事で満たされるカギは、コスト最優先ではなく、「満腹感」と「幸福感」の両立＝「幸腹感」であることに着目しました。

消費者が日常の食事で満たされるには、身体的な満足の満腹感と精神的な満足の幸福感のどちらもを得る「幸腹感」を得ることが重要

消費者は「幸腹感」を求めて、「リピート購入」を選択

さらに、購買行動の中でも、消費者は再現性のある「幸腹感」を求めて「リピート購入」を選択している点に着目。リピート購入する際の消費者の意識や、どのような体験がリピート需要を呼ぶ込むのかを分析しています。

消費者のリピート購入志向は高まっており、リピート購入を選ぶ際の意識はポジティブなものである

「リピート購入」で選ばれる中食・総菜の価格帯とは？

では、いまの消費者にトライアル購入・リピート購入される要素とは何なのでしょうか？トライアル購入・リピート購入されるための味・量・価格・特徴などの細かい要素は、アイテムによって異なることが分かりました。本記事からダウンロードできる資料では、その中でも、消費者の購買行動データをもとに、リピート購入される商品の価格について考察しています。