- 概要
- コスメチックソープ OLIVEシリーズは、オリーブ油脂肪酸を主原料とした石けん素地です。
オリーブ油を酵素分解して製造しているため、着色、臭気の少なさが特徴です。飽和脂肪酸カリ石けんに比べて洗浄後のつっぱり感が少なく、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料などの基材としてお使いいただけます。
製品一覧

・OLIVE-FK
洗浄時に生じるスカム粒子が微細であるため、洗浄時の滑らかさや洗浄後のきしみの少なさに優れ、トイレタリー製品の使用感向上に寄与します。
・OLIVE-LMK
OLIVE-FKの濃度・泡立ち改良品で、洗浄時の滑らかさを維持しつつ、良好な泡立ちを実現します。使用感のバランスが良く、OLIVE-FKに比べて濃度が高いため、処方に組み込みやすい製品です。
詳細な情報(規格値、自然由来指数など)はカタログでご確認いただけます。
特徴
その1:洗いあがりが滑らか
OLIVEシリーズは、飽和脂肪酸カリ石けんと比較し、洗いあがりの滑らかさが良好です。

<参考データ>
(1)スカムの粒子径測定結果
OLIVE-FKのスカムの粒子径を粒度分布計で測定しました。また、電子顕微鏡で洗浄後のスカム付着状態を確認しました。OLIVE-FKは生成されるスカムの粒子径がほかの脂肪酸カリ石けんに比べて微細です。そのため、滑らかでさらっとした洗いあがりになります。
※OLIVE-LMKはOLIVE-FKと同等の結果となります。

(2)人工皮革洗浄後の摩擦係数測定結果
OLIVEシリーズにて洗浄した人工皮革の摩擦係数を測定しました。OLIVEシリーズで洗浄すると摩擦係数が低くなるため、洗いあがりが滑らかになります。

(3)泡立ちやすさ試験結果
フォーマー容器を用いて、OLIVEシリーズの泡を生成しました。泡の外観の違いをご確認いただけます。

その2:臭気や着色が少ない
酵素分解法(低温反応)で製造することで熱ダメージを抑え、酸化しやすいオリーブ原料でも着色や質劣化を抑制します。臭気・着色が少なく、処方への影響を軽減します。

詳細な情報(規格値、自然由来指数など)はカタログでご確認いただけます。
処方例
ハンドソープの参考処方
OLIVE-LMKの滑らかな洗いあがりを活かし、しっとり感と泡立ちを両立した泡ハンドソープ処方をご提案いたします。

調製法
1. AにBを添加し、攪拌溶解する。
2. Cを加えて、外観が均一になるまで攪拌する。
3. DにてpHを調整する(pH10)。
詳細な情報(規格値、自然由来指数など)はカタログでご確認いただけます。
用途
ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料、シャンプーなどにご使用いただけます。

サステナブルへの取り組み
油脂から脂肪酸を抽出する場合、250℃まで加熱する「熱分解法」という方法が一般的です。しかし、ミヨシ油脂は酵素を用いて脂肪酸を抽出する「酵素分解法」を採用しているため、40℃でオリーブ油脂肪酸を製造しています。これにより、原料製造時のCO2排出量を約60%削減することが可能となりました。
