- 概要
- MYUA シリーズは、280〜600 nmの波長域を選択的かつシャープにカットする紫外線・可視光吸収剤です。樹脂に添加することで対象波長の光を吸収し、光学特性の調整に活用できます。
紫外線吸収剤・可視光吸収剤とは
紫外線吸収剤・可視光吸収剤は、紫外線(~400 nm)、可視光(400 nm~)を吸収する添加剤です。光による人や樹脂、有機EL素子などへの影響を抑える用途や、光を熱に変換して活用する用途に使用されます。
製品一覧
MYUA シリーズは吸収波長域の異なる4タイプを取りそろえています。

1. UVB・UVC紫外線吸収剤(吸収波長域 280~330 nm)
樹脂劣化の原因となる短波長紫外線を効率よく吸収し、対象波長を選択的にカットします。また、UVA領域(長波長紫外線 330~400 nm)を透過させる設計も可能なため、樹脂のUV硬化、殺菌、消毒用途などにも対応します。
・透過スペクトル例

2. 長波長紫外線吸収剤(吸収波長域 380~400 nm)
UVA領域をシャープに吸収します。優れた光学特性により、樹脂添加時の黄色みを抑えながら、低添加量でも対象波長を効果的にカットします。
・透過スペクトル例

水溶性、高耐熱性、低揮発性、溶剤・モノマー・樹脂への高溶解性など、用途に応じた機能を付与したタイプも取りそろえています。重合性官能基を導入したタイプは、高分子鎖に組み込むことでブリードアウト(添加剤が樹脂表面に浮き出る現象)の抑制に対応します。

3. 短波長可視光吸収剤(吸収波長域 400~420 nm)
紫~青色の短波長可視光(ブルーライト領域)を選択的に吸収します。低着色・低添加量で光学特性を制御できるため、光学フィルム、レンズ、ディスプレイ関連材料などに適しています。
・透過スペクトル例

4. 中波長可視光吸収剤(吸収波長域 420~600 nm)
可視光領域の特定波長を選択的にカットし、光学特性の設計に活用できます。
・透過スペクトル例

用途
【光学分野】
光学フィルム、光学透明粘着剤・接着剤(OCA・OCR)、コーティング剤、光学レンズ、封止剤
【電子材料分野】
半導体(フォトレジストなど)
【ヘルスケア分野】
メガネレンズ、コンタクトレンズ
【モビリティ、建設分野】
塗料、ウィンドウフィルム、合わせガラス用中間膜
【その他】
容器、包装



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