イオン液体

ヘアケア市場の救世主!?

ヘアケア市場の救世主!?

ミヨシ油脂は、幅広い分野での応用が期待できる機能製品、イオン液体を取り扱っています。化粧品用途の中でもヘアケアへの活用検討を進める中で開発した、浸透×不揮発性の複合機能で効果実感を向上させる親水性で安全性の高いイオン液体(MYILシリーズ)をご提案します。

浸透

傷んだキューティクルを整え毛髪を本来の姿に近づけます。また、ヘアカラー剤を髪の内部へ浸透させることが可能です。

不揮発性

毛髪表面を覆うことによる髪のうるおい保持や、熱によるダメージから毛髪を守るヒートプロテクト効果も期待できます。

ヘアケアアイテムの開発検討にお役立てください。

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  〈目次〉
  ◆イオン液体「MYILシリーズ」のヘアケア用途での特長
  ①浸透

  <キューティクルを整える>
  <浸透促進・退色防止効果>
  <有効成分の可溶化>
  
②不揮発性
  <ヒートプロテクト効果>
  
③その他

ヘアケア用途での特長

①浸透

〈キューティクルを整える〉
・イオン液体処理を施すことで損傷毛髪で見られたキューティクルの剥がれを整え、表面をなめらかにします。
・キューティクルが整うことで水分蒸散を妨げ、うるおいがキープされます。

左:傷んでキューティクルが開いた毛髪イラスト
中央:開いたキューティクルの隙間に成分が入り込むイラスト
右:キューティクルが閉じてなめらかになったイラスト
左:未処理の毛髪電子顕微鏡写真
右:処理後の毛髪電子顕微鏡写真

【試験方法】
ブリーチ処理を5回行った損傷毛髪をイオン液体1%配合50%エタノール溶液に浸漬(しんせき)します。流水ですすぎ乾燥後、毛髪表面を走査電子顕微鏡(SEM)にて観察しました。

〈浸透促進・退色防止効果〉
・浸透促進効果のあるイオン液体と有効成分を同時に加えることで、効率よく毛髪内部から補修が可能となります。
・染料にイオン液体を配合することで色落ちを軽減できます。

【試験方法】
ブリーチ処理を5回行った損傷毛白髪を染料0.3%、イオン液体1%配合50%エタノール水溶液に15分間浸漬(しんせき)します。流水ですすぎ乾燥後、毛髪断面を光学顕微鏡にて観察しました。

〈有効成分の可溶化〉
・水に溶けづらい有効成分*を高濃度で溶解できるので、製剤化の際、より効果を発揮できる処方にできます。
・これまで溶解性の面で配合できなかった成分も処方に組み込め、新たなカテゴリーの製品を生み出すことが可能です。

*溶解可能な成分に関してはお問い合わせください。

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②不揮発性

〈ヒートプロテクト効果〉
・熱をかけることで白髪が変色してしまいますが、イオン液体を配合することで変色を抑えられます。
・熱を加える施術(酸熱トリートメントなど)の際、毛髪への負担を軽減でき、より効果を発揮しやすくなります。

白髪の人口毛髪に熱を加えた画像
上部:水のみで処理
下部:イオン液体塗布処理

ヒートプロテクトのメカニズムイラスト
左:未処理毛髪
右:イオン液体処理毛髪

【試験方法】
白髪に水もしくはイオン液体水溶液を吹きかけ、180℃のヘアアイロンを3分間あて、着色具合を目視で確認します。

③その他

医薬部外品原料規格(外原規)原料のみを使用しています。

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