(稲垣薬品興業株式会社 取扱製品)排水処理用重金属捕集剤 エポフロック

「エポフロック」は重金属を簡単に、しかも高効率処理できる高性能、高品質の画期的な液体キレートです。エポフロックは、既存の中和凝集沈殿設備に追加するだけで極めて簡単かつ効果的に重金属を除去できる製品です。さまざまな重金属処理分野(金属加工、めっき、半導体、電子材料分野など)においてご使用いただけます。

さまざまな重金属に対応可能

エポフロックは、クロム(Cr)マンガン(Mn)鉄(Fe)コバルト(Co)ニッケル(Ni)銅(Cu)亜鉛(Zn)ヒ素(As)セレン(Se)銀(Ag)カドミウム(Cd)水銀(Hg)鉛(Pb)などの重金属に対応します。この製品で、重金属を含んだ排水処理が必要なほとんどの現場に対応できます。

トータルコスト削減

エポフロックは捕集剤(エポフロック)が金属イオンとキレート結合して水に不溶性の化合物をつくり、凝集沈殿させる重金属捕集剤添加法です。エポフロックと金属イオンが直接反応するため反応性が高く、排水中で沈降しやすい大きなフロックを速やかに生成し沈降します。

沈降性を高めるために用いる助剤などの添加量が少なくて済むため、一般的な方法であるアルカリ凝集沈殿法に比べて助剤の使用量を削減できます。さらに、エポフロック使用時は生じる汚泥(スラッジ)の量そのものが少ないため、廃棄にかかる費用も削減できるため排水処理にかかるトータルコストを削減できます。

汚泥の管理が楽に

エポフロックなら低濃度の重金属にもきちんと反応します。発生した汚泥からの再溶出もなく、安全に処理できます。pH(水素イオン濃度)の変動によって再溶出する恐れもほとんどないため、排水処理によって出た汚泥をより手軽に管理できます。

新たに排水処理が必要になった環境はもちろん、ほかの処理剤を使用していても、エポフロックを導入する際に必要なものはタンクとポンプを準備していただくだけでお客さまの従来の環境でも手軽に置き換えられます。