Heavy metal scavenger "EPOFLOC"

エポフロックは液体のキレート剤です。排水中の重金属イオンと直接反応(キレート結合)するため反応性が非常に高く、排水中で沈降しやすい大きなフロックを速やかに生成し沈降します。低添加量で効率よく、幅広い重金属が処理できます。

エポフロックが重⾦属イオンと反応しフロックを⽣成するまでの⼀連の流れを、映像を通してご確認いただけます。
まずはエポフロックが⽰す効果をご覧ください。

◆エポフロックの特長
◆事例
◆使用方法
◆ミヨシ油脂について

◆エポフロックの特長

①少量添加で効果抜群

エポフロックは重金属イオンと直接反応し強固に結びつくキレート結合なため、少量添加であっても重金属イオンを凝集沈殿させることができます。高濃度の排水であってもエポフロックと重金属イオンがしっかりと反応するため、添加量が大量になりません。

エポフロックは排水処理フローにおいて原水が流入する最初の槽で添加します。
エポフロックの凝集性は非常に高いので、主剤として最初に使用することで薬剤の節約につながります。

②幅広い重金属に効果を発揮

キャプションがはいります

エポフロックはクロム(Cr)マンガン(Mn)鉄(Fe)コバルト(Co)ニッケル(Ni)銅(Cu)亜鉛(Zn)ヒ素(As)セレン(Se)銀(Ag)カドミウム(Cd)水銀(Hg)鉛(Pb)などさまざまな重金属と反応します。
一度に複数の重金属と結びつくこともできるので、重金属ごとに分けて処理する必要がありません。

③スラッジ量大幅削減

使用薬剤量と助剤の添加量が減るため、凝集沈殿後のスラッジ量が低減します。

④速やかな沈降を実現

エポフロックは高い反応性を持ち、少量の添加で高い処理効果を発揮します。銅の処理試験では、排水基準である3mg/Lを大きく下回る0.02mg/L以下に抑えるための添加量が、他の凝集剤より200mg/L少なく済むことが確認されました。

大きく安定したフロックを形成し、スラッジの沈降が速いため固液分離が容易です。試験では、添加後5分で明確な沈降差が確認され、処理工程の迅速化に貢献します。

⑤簡単な導入方法

エポフロックを導入するには大掛かりな設備投資は必要ありません。導入時に必要なのはタンクとポンプのみ。お客さまの従来の環境にそのまま使用することが出来ます。

◆活用事例

機械部品メーカー事例

高濃度排水処理
銅濃度3090mg/Lから0.9mg/Lまで処理可能です。
高濃度排水であっても化学的なソリューション提案を行ったことで処理が可能となった。

めっき工場事例

複合排水同時処理
さまざまな重金属を含んだ排水処理を同時に行えただけでなく、従来薬剤に比べて薬剤使用量は90%減らすことができた

●機械部品メーカー事例

スラッジ量大幅削減
従来法に比べて薬剤の使用量は30%、塩化第二鉄は75%、スラッジは25%削減することができた。
トータルコスト削減することができた。

●鉛排水処理事例

厳しい基準をクリアする処理性能
鉛排水処理において、エポフロックは他の薬剤より低添加で高い除去性能を発揮します。

◆処理テスト方法

重金属処理計画においてエポフロックを検討する場合は、まず、実排水を用いて処理テストをしてください。処理テストにはビーカーと撹拌機と攪拌子があればお客様の元で実験することができ、エポフロックによる効果を簡単に確認することができます。

①エポフロック添加量設定
エポフロックの添加量を設定いたします。
※添加量を誤ると効果を発揮しない可能性がありますので注意してください。
②エポフロック添加
急速攪拌(約10分~20分)を行います。約5分~10分で大きなフロックが生成します。
③助剤添加
助剤を添加させ急速攪拌(約10分~20分)を行います。
※エポフロックと助剤との比率は通常、1:3~1:10です。
※助剤:塩化第二鉄液の他、ポリ鉄や硫酸バンド、PACなど
④pH調整
処理pH(5~9)に調整します。
⑤高分子凝集剤添加
高分子凝集剤を添加させ緩速攪拌(約1分~5分)を行い、静置します。
⑥静置
緩速攪拌後、静置し、ビーカー底部にたまったスラッジと処理水を分けます。

◆ミヨシ油脂について

ミヨシ油脂は日本の薬剤メーカーです。長い間排水処理剤の検討を長く行ってきておりハイグレードな液体キレートを製造する会社です、~~~~

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